フライパンの焦げやこびりつきで困っていませんか?
フライパンが焦げ付く前に使い方やお手入れ方法を覚えておくだけでフライパンが長持ちするようになります。
間違った使い方やお手入れ方法では長持ちしないかも知れません。
ここではフライパンの種類や特徴・取り扱いやお手入れ方法を紹介しています。
お気に入りのフライパンを長持ちするように実践してみて下さいね。
フライパンの種類や特徴を知ろう!
フライパン加工の特徴

フライパンには内側表面加工が施してあります。
この加工で食材がするっと滑るようになるのですね。
加工 | 特徴 | 使用の注意 |
フッ素樹脂加工 テフロン加工 | 焦げにくい 汚れが簡単に落ちやすい 少ない油で調理できる | 高温・強火調理は不向き 調理後の冷水に漬けるのはNG |
ダイヤモンド加工 | 摩擦に強い 長持ちする | 高温・強火調理は不向き 調理後の冷水に漬けるのはNG |
チタンコート加工 | 錆びにくい 長持ちする | 高温・強火調理は不向き 調理後の冷水に漬けるのはNG |

フッ素加工をダイヤモンド加工や
チタンコート加工で更に硬化して
使いやすくしています
フライパン素材の特徴

素材のままでは焦げ付きやこびりつき
の原因なるので素材に加工を施して
使いやすく作られています。
素材 | 特徴 | メリット | デメリット |
アルミニウム | 軽くて扱いやすい | すぐに温まる | 焦げ付きやすい |
チタン | 弱火~中火の煮込み調理向き | 強くて錆びにくい 軽くて扱いやすい | 温まりにくい 強火の調理には向かない |
ステンレス | 長持ちする 5~10年は使える | 冷めにくい | 少ない油では食材がくっついてしまう |
鉄 | 長持ちする 10年以上は使える | 強火調理に向いている | 手入れの手間がかかる 手入れ次第で錆びや焦げの原因になる |

フライパンの種類に合った調理とは?
フッ素加工

特徴 弱火~中火での調理
- 煮込み料理
- 蒸し料理
- 焼く(高温ではない)
鉄製

特徴 高温調理
- 肉料理
- チャーハン
- 焼き目を付ける料理
フライパンの焦げやこびりつきの原因とは?

いつも何気にしていた事が焦げやこびりつきの原因かも知れません。
取り扱いやお手入れ方法は間違ってませんか?
フッ素加工
- 強火や高温調理をしていませんか?
- 調理後すぐに冷水に漬けてはいませんか?
- 空焚きをしていませんか?
- 研磨剤で洗ったり硬いスポンジで洗っていませんか?
- 食材をフライパンの中に入れたままになっていませんか?
- 金属のヘラをつかっていませんか?
鉄製
- 洗剤を使って洗っていませんか?
- 洗った後は水分をしっかり取っていますか?
- フライパンに油を馴染ませていますか?

このような取り扱いやお手入れ方法
ではフライパンの焦げやこびりつきの
原因になってしまいます。
私は焦げやこびりつきの原因になる
事をほとんどしてました(汗)
だから直ぐにフライパンがダメに
なっていたのですね。


長持ちさせるお手入れ方法

種類に合ったお手入れ方法で
お気に入りのフライパンを長持ちさせましょう
フッ素加工

- 火力は弱火~中火で調理をしましょう
- 空焚きはフッ素加工が剝がれやすくなります
- 調理後は汚れをキッチンペーパーなどでふき取り洗いやすくしましょう
- 柔らかいスポンジで食器用洗剤で優しく洗いましょう
- フライパンの中に食材をそのままにせず別の容器に入れ替えましょう
- 柔らかい(シリコンなど)ヘラやお玉を使いましょう
鉄製

- 購入後は油で馴染ませてから使いましょう
- 調理後は熱いうちに水かお湯で洗いましょう
- 洗った後は空焚きをして水分を飛ばしましょう
- 油を馴染ませて片付けましょう
まとめ
鉄製のフライパンはしっかりお手入れしておけば一生ものと言われています。
テフロン加工の場合はどうしても加工が剥がれてしまいます。
しかし、お手入れ次第では加工が剝げにくくなります。
フライパンを長持ちさせる為にはフライパンの種類に合った取り扱いやお手入れをしましょう。